グループミーティング
Group meeting
入院中の患者さまと、病院のスタッフが多数集まって病気のことや悩みなどをわいわいがやがやと楽しく話し合う場です。病院のスタッフは、患者さまにご自身の病気についての知識や理解を深めていただくために病気やお薬、治療をサポートする制度のことなどについて知識を提供します。
また、患者さま同士が語り合うことで知恵を出し合い、お互いに支えあうことのできる場になっています。
どんな種類があるの?
グループミーティングには以下の種類があります。
統合失調症について学ぼう語ろう会
統合失調症について知識や理解を深めていただき、予防治療の糧としていただくことを目指します。
気分障害について学ぼう語ろう会
気分障害について知識や理解を深めていただき、予防治療の糧としていただくことを目指します。
服薬自己管理について学ぼう語ろう会
退院後の服薬の自己管理をなるべくスムーズに行っていただけるよう、自己管理の方法を実践していただきつつ、話し合いを行っています。
患者さま方の成功談失敗談も参考にみんなでわいわいやっています。
社会資源について学ぼう語ろう会
退院後の生活における食事のこと、外来のこと、使える社会資源(ヘルパー制度や自立支援、年金などなど)についてケースワーカーや栄養士が知識を提供しながら話し合いを行っています。
また、ミーティングで興味をもたれたことについては後日、受け持ちのケースワーカーが個々に相談に応じています。
どうしたら参加できるの?
入院患者さまが対象となります。主治医にご相談ください。
さらに…
病院全体にもミーティングの輪を広げて行きつつあります。開放病棟においてはコミュニティーミーティングを始めました。飲み物を飲みながら、病棟生活やご自身の希望や悩み、病気のことなどを自由に語り合うミーティングです。
どのグループもその場に座っているだけで自信や安心感が芽生えてくるような、患者さまを力づけることのできる、そんなグループになるように努力しております。